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補償内容の取捨選択でプランを最適化|管理組合のためのマンション総合保険情報

マンション総合保険の補償内容を分かりやすく解説しています。プランを見直す際のコツや相談先も紹介しているので、管理組合役員の方はチェックしてみてください。基本補償は個人向け火災保険と似てる部分が多く、特約はマンション共用部向け保険ならではのオプションが多数用意されています。

マンション総合保険の補償内容

保険会社や商品によって異なりますが、マンション総合保険では以下の補償内容から任意でプランを選択できる商品が多いです。

 

●基本補償

  • 火災、落雷、爆発
  • 風災、ひょう災、雪災
  • 物体の落下、飛来、衝突など
  • 騒擾(集団行動などに伴う暴力行為など)
  • 盗難、破損、汚損
  • 水災
  • 水濡れ

●オプション、特約

  • 地震危険等上乗せ特約
  • 凍結水道管修理費用
  • ドアロック交換費用
  • 水濡れ原因調査費用
  • 臨時費用
  • 失火見舞費用
  • 個人賠償責任特約包括契約
  • 施設賠償責任特約
  • 類焼損害
  • 宅配ロッカー内の荷物の補償
  • 管理組合や管理組合役員への補償

●地震保険

  • 保険金額30~50%で選択
  • 共用部分の家財保険
  • 地震保険専用の特約

 

基本補償は個人向けの火災保険(住宅総合保険)と概ね同じです。
マンション総合保険は自動付帯になる基本補償が多く、特約についてはマンションの共用部向け保険ならではのオプションが用意されています。
地震保険に入るか任意で選択できますが、原則として地震保険のみの単体加入はできません

 

 

補償内容の決め方

補償内容に迷う男性

 

マンションは一般的に管理会社がマンション総合保険の補償内容プラン提案し、管理組合が承認して契約します。

 

新築時: マンションの販売会社が選定した管理会社が入っていて、マンション総合保険についても無難な内容で加入しているケースが多いです。
その後: 管理組合が理事会・総会などを通じて、補償内容の見直しや更新の承認をしていきます。

 

補償の見直しに悩む男性
管理会社は豊富な経験と知識を持っているため、マンションの設備や立地に合わせた補償プランを考えてくれています。
しかし、管理組合はマンション総合保険の見直しをせず、管理会社の提案受け入れる形で更新し続けているケースが多いです。

 

<昨今の状況>
物価上昇によって管理費や修繕積立金が不足するケースが増え、経費の削減でマンション総合保険を見直そうとする管理組合増えています

 

補償内容を決める際は保険料を安くするだけではなく、もっと補償を手厚くした方がいい部分もないか検討するようにしてください。

 

<補償内容を見直す際の判断ポイント>
個々のマンションの立地や特性に合わせて、以下の具体的な補償の要否を判断しましょう。

 

水災の補償 洪水などの被害を受けた場合、共用部を含めて甚大な被害が出る恐れがある。都市部など洪水リスクが高い地域では付帯が必要。ハザードマップなどを参考に、立地構造によるリスクの必要性を考える。
盗難の補償 防犯カメラやオートロックがあっても被害に遭うケースがある。盗難や破損・汚損などを外せば保険料を節約できる。セキュリティ立地土地柄築年数などによって変わってくるので、マンションごとのリスクを分析して保険料を払う価値があるか判断することが大切

 

セカンドオピニオン

マンション総合保険の補償内容は多岐にわたりますが、管理組合の提案などで適したプランになっていることが多いです。
適したプランを提案する女性
保険は定期的に補償内容や保険会社を見直す必要性が高く、保険商品や保険料率の改定によって契約時より改善の余地が大きくなっていることがあります。

 

マンション総合保険のプラン選定は、豊富な知識を持つ専門家に相談しながら決めることが大切です。

 

●セカンドオピニオンの活用
補償内容を見直したい場合は、管理組合や加入先保険代理店へ相談するだけでなく、セカンドオピニオンとして第三者に相談してみるとよいでしょう。

 

<相談先の例>

  • マンション総合保険に特化した比較サービス
  • 複数の保険会社を扱う代理店
  • 保険のプロだけでなくマンション管理士などの相談サービス

 

マンション総合保険の補償内容を見直せば、リスク軽減管理費の負担減に繋がるケースがありますので、理事会や総会での議題に挙げてみてください。